なかなかに物議を醸しております「放置民家」シリーズ。
コメントやメールなど、いろいろご意見を頂戴しております。
ありがとうございます。
というわけで放置民家。
賃貸物件としてどころか、持ち主にも、家族にもほったらかしにされている空き家を、私が勝手にそう呼んでいるだけのところからスタートです。
あまり難しく考えるのはイヤなので、
私の「住まい探し」でのエピソードとしてお読みくださいね。
誰も住もうとしない住まい。勿体ないですよね。
放置民家は「古民家」のイメージが強いのでしょうが…それだけではありません。
街のはずれにも街の中にも、ポツンとごく普通の家が空き家で存在していますね。
合掌造り@利賀 (トタンかぶせ) / tsuda
築年もそう何十年も経っていない、ごくごく普通の在来工法の住まいが
いつの間にか空き家になり廃屋になり、ゴミになっていくのです。では、なぜ誰も住もうとしないのでしょうか?
なぜ誰も借りようとしないのでしょうか?
今日は我が町の単純な数字で考えてみます。…人口です。
多分にもれず過疎化が進む我が町。
1970年には33,988人の市民が…40年経った2010年には19,919人。
三分の一以上の人口が流出しています。
当時と比べ核家族化が進んでいることを加味しても、「四〇年前に住まいとして存在していた家」は確実に余ってしまう計算になりますよね?
「家は在っても人が居ない」
その現状が私の住む町にも当てはまっているんです。
余ってるんなら、貸してほしいな~。
…そう思いませんか?