職人の神様

2012/02/22

古民家鑑定士

2月22日は聖徳太子の命日。
本来は旧暦の2月22日なのですが、
現在では新暦での法要が各地で行われています。

というわけで全国各地で行われたのが太子講。
四天王寺や法隆寺建立で知られる聖徳太子です。



元々は木工の神様だったらしいですが、
現在では職人の神様として祀られていますね。現在の暦で行われることや、多少の日程の前後があったりしますが各地で、太子講、太子会と呼ばれる法要が行われています。

参加される職人さんは
大工にはじまり、
桶屋、畳屋、下駄屋、指物師、曲物師、木型屋、鳶、左官、瓦屋、
屋根葺き、建具屋、井戸屋、杣(そま)、樵(きこり)、鍛冶屋、石工などなど。
それぞれの職種ごとに、または皆で集まっているようです。
ですから、全国に太子を祀った石柱や碑などがあるんです。

様々な「職人」さんが技術を守ることが、
そのまま我が国の「伝統」をつなげていくことに。

職人さん、誇りある職業だと思います。