私も講師の一人としてオハナシさせていただきましたが…
「おおおっ」と感心したのが
左官の擬木の技術とエイジングペイントのコラボレーション。
見てください。木目やレンガの目地など…
とてもモルタルで成形されたものとは思えない技です。

ここに色を付けるわけですが…ただ塗るんじゃ面白くない。
塗装も本物らしく「エイジングペイント」です。
ディズ○ーランドなどで見たことがありませんか?
モルタルで出来た、本物としか思えない木や岩など。
それらには「風合い」が生きているんです。
で、実際に塗り始めたところ。

講師の一挙手ごとに参加者の皆さんの視線が集まります。
何も考えずにボーっと見ていると、壁がだんだん化けていくんです(笑)

で、なんだかんだが終わった状態がコレ。
もうモルタルに色を塗ったもんだなんて思えません。

素晴らしい技術ですね。
講師の方のオハナシの中にはなるほどという発見も。
こんな技術が求められる背景には、
テーマパークや店舗デザインなどの商業利用だけでなく
「景観保存」の目的があるんだそうです。
古い街並みを極力残すために、あえて古びたものを新しく創る。
ステキな発想ではないでしょうか?