タバコと文化

2012/05/04

ブログ

最近「おタバコはお吸いになりますか?」と訊かれることが少なくなりましたね。

禁煙席と喫煙席…
私は同行者や食べるものによって使い分けます。

煙草の香りが嫌いな方にとっては不快極まりなく、
料理の香りを楽しむときにも煙草の臭いは邪魔ですものね。


ですが、それ以外にも考えねばならないことは沢山あります。
煙草を吸うということは火種を持っていること。
大事な自然や文化財を目の前にして煙草なんぞ…問題外です。

あるとき京都へ行った際、知恩院さんの山門を真下から眺めていると
石段の下から大きな罵声が聞こえました。

タクシーの運転手さんが、くわえ煙草の某国観光客の一団に詰め寄って
言葉が通じないのもお構いなしに
 「た~ば~こ~を~す~う~な~」と、叫んでいます。
理解しているのか?聞こえないふりをしているのか?
無視する観光客ですが、何度も何度も。
その後、見えなくなっちゃいました。たぶん消させたと思うんですが…。
素晴らしい行為です。自分にも同じことが出来るかな?とちょっと反省しました。

そう、すべきですよね?守るのもマナー、注意するのもマナー。
それも日本の伝統文化のはずです。それが守るということですよね。
素晴らしいタクシー運転手さんがいた知恩院さん山門前。
写真は違う日のものです。