ちなみに私は毎年、夏季休暇はオシゴト。
今年も、でんでん協会のスペシャル資料 「左官素材概論」 の改編作業を予定しています。

様々な伝統建築にたずさわる有志の方々のための勉強会資料として。
お世話になってる「師匠」の皆様の協力のもと、左官素材の今がわかる資料として一生懸命仕上げた冊子です。
版を重ねるごとに、なかなかマニアックな内容に。
そこから抜粋して寄稿したのが、公的資格「古民家鑑定士」「伝統資財施工士」の教本である
「古民家鑑定本」だったのですが…

本年度から改編された内容に従い、「古民家解體新書」からは掲載されていないんです。

書籍としても伝統素材、とりわけ漆喰について詳しい資料が出ていないだけに、どこかで伝えていかねばなりませんね。
「左官素材概論」はこれまでにも加筆訂正を重ね、現在第6版。
今回の休暇でもさらに加筆したいと考えています。