樹脂製品がアナタのカラダをダメにする…わけじゃないんです。

2014/03/15

伝統素材

シックハウスの原因として挙げられているのが「樹脂」を使った建材。
天然100%といわれている建材にも、少なからず樹脂が含まれていると言われています。

樹脂ってカラダに悪いんですね・・・


 ――― 間違ってますよ。

種類にもよりますが、基本的にワタシタチの身の回りに使われている樹脂は固まっていれば問題は起きないハズです。

ほら、ペットボトルも樹脂。 PET=ポリエチレンテレフタレート。
寒いときにお世話になるフリースの繊維もコレで出来ています。


でも、「ビニルクロスはカラダに悪いんでしょ?」と。


ビニルクロスに使われている樹脂はポリ塩化ビニル。水道管などにも使われていますね。

ではこの樹脂がカラダに悪いのでしょうか?

ペンキは樹脂だから臭い?でも、食品を保存するタッパーも樹脂。食品ラップなんて樹脂フィルムですよね?

 ――― では何故カラダに悪いの?

正しくは樹脂と共に使われている他の原料が犯人なんです。
 樹脂を溶かしている溶剤。
 樹脂を柔らかいままに保つ添加剤。
それらが悪さをしているものがほとんどです。

が、少なからずそれらが入ってしまうことも避けられませんね。
難しいことです。

ちなみに「ビニルクロス」。
考え方、使い方によっては使えなくも… 詳しくはコチラを