もうちょっと古民家のお話をしてみます。こんなのも古民家?

2014/03/02

古民家鑑定士

昨日、古民家のご紹介をしたので、今日も引き続き。

古民家鑑定士でなくても、昔からの建物を見ること。それは長年培われた文化を学んだり、古来の知恵を知ることに繋がります。

観に行ってはいかがですか?
古民家を保存している場所や、復元している場所、実は日本全国にあるのです。まだヒトが住んでいる古民家を公開していることもありますから、その場合には、お住まいになっている方のオハナシも聞けて、楽しいものです。

と、いうわけで観に行ってみましょう。

ほら…縄文時代を代表する建築様式、竪穴式住居(たてあなしきじゅうきょ)です。
古民家より古すぎますが(笑)


住まいの大きさに穴を掘り、その上に柱と横架材、そして「壁」兼「屋根」をかける。


単純な構造ですが、「伝統構法」といわれる建物にもその原型はとどめられています。
竪穴式住居の内部、小屋裏の様子に良く似ているでしょう?

まあ、当時を想像して造られたわけですから、今のものに近くて当たり前ですが…


私たちが住む「家」というものの歴史に触れるのも面白いですよね。

何故、今の住まいが今のようなカタチになったのか?
歴史を追って観ていくだけで、なんとなく納得がいくものになりますよ。