なぜどんな田舎にも生コン屋さんがあるのか

2016/11/15

日々雑感

今日は「生コンクリート記念日」。
1949年の今日、初めて生コンクリートが出荷されたことによります。

生コンクリートとは固まる前の練られたコンクリートのこと。
街なかでこういった生コン車、見たことがありますよね?


さらに、町はずれにこういった施設が…ありますよね?


生コン車と生コンプラント、
この2つが整ってこそ、初めて生コンの打設が可能となるんです。

なぜなら、JISで決められている
生コンプラントでの混合から現場での打設完了までにかけていい時間は
たったの1時間。

工場から生コン車が運んで、ポンプで流し込んで1時間。

なぜかというと、固まるから。
コンクリートは通常、ものの1時間程度で固まってしまう素材なんです。

1949年、戦後の日本の復興が進んだ証だったんでしょう。
そこから67年、いまだに生コンは建築に欠かせない素材であり続けていますね。