重要文化財にもツーバイフォー

2017/05/19

日々雑感

ツーバイフォーは一般的に木造枠組壁工法と呼ばれます。
枠など主要な部分に使われる木材が2インチ×4インチであることから、そう呼ばれています。大手のハウスメーカーなどで採用されている現代の工法の主流ですね。

…ワタシはいつも伝統工法に関することを中心にオハナシしていますが、現代の工法で建てられた建築物に全く興味が無いわけではないんですよ(笑)

では…ここで問題!

2×4の重要文化財は存在するか?

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正解は…あるんです。これが日本最古の2×4の建物。


札幌市時計台。1878年に建設。1970年には国の重要文化財に指定されました。

築130年を越える2×4。
もしかしたらいつの日か、2×4をも伝統工法と呼ぶ時代が来るのかもしれませんね。