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最近は恵方巻きを食べるのも流行っていますね。
都不准說話! / CHIEN KUANG
さて、「節分」。今日は…
節分の意味ちゃんと理解していますか?
というお話。
節分は、読んで字のごとし。季節を分けると書くのです。
だから冬と春を分ける日。明日から春なのです。
では春の始まりの日は?
「立春」ですね。節分の翌日は立春となるのです。
お正月に新春ということ、なんだか違和感がありますよね?
奥の細道の冒頭、覚えていますか?
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、やゝ年も暮、春立る霞の空に白川の関こえんと、そゞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。年が暮れて、すぐ春?と思いませんでしたか?
そう。元々の正月は春の始まりだったのです。本来は「立春=元日」という考え方なのです。 だから春。
ちなみに「夏も近づく八十八夜」も、台風の来る「二百十日」も、全て節分から数えた日数なんですよ。
さあ、春が始まります。花粉症も始まります。