速報 伝統資財施工士「受験案内」

2011/01/20

古民家鑑定士

2月16日より厚生労働省認可財団法人職業技能振興会振興会の認定資格
「伝統資財施工士」の講習並びに試験が始まります。

伝統資財施工士とは、その名称において、

解体された古民家などの建物から算出される木材を建築分野において再活用するための専門的な知識と技術を用い木材再利用建築の企画・施工を行う事を業とし、
伝統資財施工士認定試験に合格し、厚生労働省認可 財団法人職業技能振興会に備える伝統資財施工士名簿に登録を受けた者を指します。


伝統資財施工士になる為には、財団法人職業技能振興会が主催する
伝統資財施工士認定試験に合格しなければなりません。

試験は前期試験と後期試験に分かれております。
 ※後期試験は、前期試験合格者のみ後期試験を受験できます。
  前期試験の合格後、後期試験を受けることができる有効期限は、
  前期試験の合否通知発行日(合否通知に記載している日)より6ヶ月です。

試験の出題範囲は、
【学科試験(前期試験)】
  伝統資財施工士の役割
  古民家リフォームの心得
  環境問題と古民家を残す意義
  古材について
  瓦などの古民家の部材に付いて
  住宅の設計などの基礎知識

【実技試験(後期試験)】
  一消点図法による室内パース作成
  古民家の改修プラン平面図作成

講習カリキュラムは、
【学科試験(前期試験)】
  10:00~10:15 受付
  10:15~12:00 座学
  12:00~13:00 昼食休憩
  13:00~15:00 座学
  15:00~15:50 自習
  15:50~16:00 試験説明
  16:00~17:00 試験
【実技試験(後期試験)】
  10:00~10:15 受付
  10:15~12:00 パースの書き方
  12:00~13:00 昼食休憩
  13:00~13:50 平面計画
  13:50~14:00 試験説明
  14:00~16:30 試験

試験日程についてはこちら


今回の試験のみの適用条項として実技試験免除が発表されました!!

平成23年2月開催の伝統資財施工士講習試験において
下記の要件を満たす者は、免除申請を行うことにより実技試験を免除し、
学科試験の合格を持って資格を付与される。

【免除条件】

  • 建築業界などに通算で3年以上従事しており、現在建築関係にお勤めの方(建築設計事務所、ハウスメーカー、工務店、建材関係、インテリア関係に勤務し設計業務並びに営業を行っている者)
  • 大学並びに高等学校に於いて建築科課程を卒業した者(実務経験は不要)
【免除申請手続き】
自身で作成した平面図並びにパース(手書き・CG共に可能)を実技試験申し込み時に願書とともに提出する事で実技試験を免除とする。
※ただし、実技試験受講料は納付する必要がございます。


受験費用については、
前期試験【学科試験】:36,500円(テキスト・講習含む)
後期試験【実技試験】:16,000円となっております。
団体割引や、学生割引、再受験などの設定もありますので、
詳細はこちら をご参照下さい。

詳しくは古民家鑑定公式サイト をご覧下さい。