放置民家に住もう その6

2012/02/19

古民家鑑定士 放置民家

ほったらかしの空き家に住もう!
というのがテーマの「放置民家」第6夜です。

繰り返して申し上げますが
「賃貸物件として流通していない空き家」を
「放置民家」と私が勝手に呼んでいるわけです。

今回は実際に見に行ってきた物件を。
築後半世紀以上経った住まいを改築して住もうと思ったけど…放置中の物件。
とりあえず家具がたくさんありますが…空き家。

内外をキレイに改築してバリアフリー化まで行っています。


時流に合わせてオール電化。


それでも人が常に住んでいないので…
放っておくと朽ちてしまうのが住まいなんです。

もったいない。素直にそう思えます。

さて、何故物件が流通しないのか…?
いろいろと調べてみました。
結局のところ、「積極的に貸したい」と考えられていない物件なんです。
だから、聞かれれば「あるよ」と答えるものの、簡単には貸されていない。

貸すにしても「知らない相手」には貸したくない。そんな物件が多いようです。

では貸してもらいたい私のような者はどうすれば良いのか?
次回からはそれについて考えていきます。